東洋蘭の大石さんへ、キンリョウヘンの引き取りへ

かねてから決まっていたキンリョウヘンの引き渡しの日がやってまいりまして、飯能市を朝6時ごろに出発し、中央道経由で静岡県袋井市まで行ってきました。

5段棚仕様に魔改造したボンゴトラックで(笑)

いちおう、巨大な棚が荷台に乗っかっているだけっていう体裁なので、魔改造だけども違法改造ではないです。たぶん・・・

うちのボンゴは、1トンクラスとしてはかなり珍しい土砂ダンプ仕様でして、荷台が2.1×1.6mと狭いんですよね。それなので、棚を作ったとしても、1600株を3回に分けて輸送しないとだめかなあなんて思ってたんですが、5段の棚にして鉢をぎゅうぎゅうに詰めることで、一回で860株輸送できました。残りの760株は4月初旬にもう一度引き取りに行く予定。

ちょうど半月ほど前に、近所の大工の翁から、コンパネの厚いのやるよっていうありがたい提案があったおかげで、めちゃくちゃ頑丈な輸送棚をDIYすることができたんですが、それが無かったら花屋のチャーター便を使おうと思っていました。チャーター便は楽ではあるもののかなりお高いので、自分のトラックで行けたのは良かった!ガソリンは高騰してたけど、その影響か高速がガラガラでスイスイだったので、そんなに疲れなかったしね。

原種系だけで500株以上。これを積み終えたところで、近所のとんかつ屋に連れて行ってもらいました。大石さんは、昨年秋に会った時よりも膝が悪そうで少し心配しましたが、車も運転しているし、とんかつ定食を食べきるのは私よりだいぶ早かった(笑) 心配は杞憂かな。

昼食を終え、午後も引き続き積み込み作業をしていると、大石さんの奥様が、「分蜂してるかも!」と呼びに来て、いったん作業を中断し、皆で蘭舎裏のニホンミツバチの巣箱を見に行くことに。

「分蜂かもしれない」と急いでハウス裏へ。
時騒ぎにしては勢いがありすぎる気もする。

このときは結局、ちょっと激しめな時騒ぎだったようで、分蜂ではなかったのだけど、今年は九州の方ではすでに分蜂が始まっているらしいし、静岡沿岸部ならそろそろ分蜂が始まってもおかしくはないタイミング。実際、黒くて大きいオスバチが大量にいたので、来週ごろには分蜂が始まるかもしれません。

大石さんの圃場では、2月の寒波の影響なのか、キンリョウヘンがまだ咲かないらしく、この時期に分蜂されると、誘引ができず逃がしてしまう可能性が高そう。私がいるタイミングで分蜂したら、捕獲を手伝えたのになあ。

ちょうどこの時、大石さんの友人の翁も顔を出していて、時騒ぎ中の巣箱を眺めながらあれやこれや話したのですが、ニホンミツバチは、老若男女関係なく取り組めて、蜂の前では年齢も立場も関係なく子供みたいになれて、ほんとにいい趣味だなと思いました。

二階のベランダの待ち受け箱。ここがベストポジションらしい。
庭のローズマリーが満開で、花粉まみれのニホンミツバチがいっぱいいた。

この日引き取りの分をすべて積み終え、シートをかぶせ、ロープでギチギチに縛って荷造りを完了したところで、蘭舎の入り口のベンチで暫し談笑タイム。

今年の2月の寒波でミスマフェットや恵蘭の一部が寒害を受けたこと、福田錦という推しの品種のこと、これからの金稜辺業界のこと、ミツバチのこと、中国の骨董品の話や、大石さんの前職の話、お孫さんの話・・・ランについてやそうでないことまで、同じ趣味を持つものが腰かけてお茶を飲み始めてしまうと、話は尽きないです(笑)

今年2月の大寒波で少し寒害を受けたミスマフェット。いままで大石さんもここまでの寒波は経験したことがなかったらしい。
今となっては希少品種となった「天賜」という葉芸種。
恵蘭蘭舎にて。

結局、東洋蘭の大石を出発したのは午後4時前で、東名で神奈川に入るころにはもう真っ暗になっていました。大切なランを載せていることもあって、途中休憩をはさみながら、ゆっくり80キロ巡行で埼玉に着いたのが21時頃。

何事もなく無事に飯能へ帰還できてひとまず安心しました。

これから、次の引き取り予定日までに、毎日100株ペースで株分けです。

元株が全部で1600株、株分け後で3000株!!

なかなかに大変な作業量だけれど、大石さんの人生の一部を引き継ぐつもりで、気を引き締めてやってきます!

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